CFJは,法律上の争点が多数存在する業者になっています。そのため,スケジュールは,法律上の争点次第となりますので一概にいえません。
当事務所において,取引履歴を取り寄せて,過払金の計算をした後で,ご依頼者様に計算結果をご確認いただいた後で,訴訟を提起します。ご依頼から訴訟提起までの期間は約2ヶ月程度になることが通常です。
訴訟提起後,法律上の争点がほとんど無い場合には,第一回期日までに請求金額の8割程度の和解提案があります。その和解案に応じられる場合には,和解日から1ヶ月後に過払金を回収できることになります。
しかし,平成24年10月以降は,CFJが和解日から6ヶ月後の支払となる和解提案をするようになりました。法律上の争点がないにもかかわらず,請求金額の8割を6ヶ月先支払の和解提案しかしてこない場合には,返還される金額と返還までの時間との関係で判決を得るほうが有利な場合が多くなります。
当事務所において,取引履歴を取り寄せて,過払金の計算をした後で,ご依頼者様に計算結果をご確認いただいた後で,訴訟を提起します。ご依頼から訴訟提起までの期間は約2ヶ月程度になることが通常です。
争点が多い場合には,裁判の期日を6回程重ねて,判決直前になると,請求金額の8割から9割の和解提案となります。争点が多い場合には,訴訟に掛かる時間は8ヶ月程度です。
なお,CFJがこだわっている争点の場合には,控訴審,上告審までもつれもこみますので,解決までの時間が1年以上長期化することもあります。
また,CFJが判決を欲しがっている争点の場合には,CFJに有利な判決が出た場合を大きく超える金額での和解は不可能となりますので,判決を得る必要があります。ただし,争点によっては,CFJに有利な判決が出る可能性の高いものもございますので,柔軟な対応が必要になることもございます。