信用情報機関とは、ざっくり言うと、個人の借入金についての情報を集めて保管している会社です。金融機関が個人にお金を貸そうとする時に、信用情報機関にアクセスして、その個人にお金を貸しても問題がないかの参考にします。
クレジットカードやキャッシュカードなどを使っていたり、金融機関から借り入れをしている人は全て信用情報機関に情報が登録されています。信用情報機関に登録されていない人のほうが珍しいかもしれません。
個人の信用情報機関は、日本に3つあります。それは、全国銀行個人信用情報センター、株式会社シー・アイ・シー、株式会社日本信用情報機構です。
ある金融機関が、上記の3つのどれかの信用情報機関に登録しており、信用情報にアクセスしています。
必ずしも、ある金融機関が全ての信用情報機関に加盟しているとは限りません。そのため、ある人の情報が、全国銀行個人信用情報センターにある場合であっても、株式会社シー・アイ・シーには無いということもあります。
いわゆるブラックリストと呼ばれるものも、信用情報機関にある情報のことです。
誤解が多いのですが、ブラックリストというリストは現実には存在しません。
信用情報のある項目に、延滞等の情報があり、その情報のことがブラックといわれているに過ぎません。
ブラックと呼ばれる情報は、解消してから5年後に抹消されることになります。
信用情報機関に登録されている情報をご本人が見ることもできます。
また、万が一信用情報に登録されている情報に誤りがある場合には、訂正をすることもできます。