同じ会社に対して、一方で過払金返還請求権を有し、他方でクレジットカードの利用残等残債務がある場合には、双方を相殺して精算するのが通常です。
相殺した上で過払金の方が上回れば、残額の過払金の返還請求をすることになりますし、残債務の方が上回れば、相殺後の残額の支払いについて、業者と交渉をすることになります。
なお、相殺した上で残債務の方が上回る場合には、信用情報登録、俗にいうブラックリストの問題があるので、注意が必要です(信用情報登録については、信用情報(ブラックリスト)と過払い金をご参照ください。)。