最近では、銀行や消費者金融業者において、複数の無担保ローンをすべて借り換えることを条件に貸付を行う「おまとめローン」のサービスを行っているところがあります。
しかしながら、「おまとめローン」を利用すると、契約上の金利に基づく残高を支払い、かつ、その後も実質年率11.5%=14.5%、返済期間も7~8年の支払いをしなければならないため、いつまでも貯蓄ができない状態が続いてしまいます。
任意整理、特に過払い金がある場合には、より早く借金をゼロにすることができ、場合によっては資産を形成することもできます。
借入残高 | 過去の 返済期間 |
実質年率 | 毎月の返済額 | |
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A 社 | 100万円 | 10年 | 27.375% | 40,000円 |
P 社 | 100万円 | 8年 | 25.55% | 30,000円 |
T 社 | 50万円 | 5年 | 27.375% | 18,000円 |
G 社 | 50万円 | 3年 | 29.2% | 19,000円 |
C 社 | 50万円 | 1年 | 29.2% | 16,000円 |
合計 | 350万円 | 123,000円 |
借換金額 | 実質年率 | 返済期間 | 毎月の支払額 | 長期間弁済をしなければなりません。 | |
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T 社 | 350万円 | 13.5% | 7年 | 64,627円 | |
O 社 | 350万円 | 11.5% | 8年 | 55,928円 |
利息制限法引き直し残高 | ||
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A 社 | ▲970,877円 | 過払い金 1,201,171円返還 |
P 社 | ▲228,294円 | |
T 社 | 119,416円 | 返還金から弁済 → 負債残高 0円 |
G 社 | 275,419円 | |
C 社 | 436,381円 |
すでにおまとめローンを利用した方で、高金利消費者金融業者に対する支払いが終了している場合には、その借入先に対しては確実に過払い金が発生しております。
その過払い金の返還を受ければ、おまとめローンの借入残高も減らすことができますので、完済業者に対する過払い金返還請求を是非ともご検討ください。